「憮然」の意味
「憮然(ぶぜん)」とは、「 失望、落膽してどうすることもできない様子 」「 意外なことに驚き、呆れる様子 」という意味の言葉です。 現代では憮然は「腹を立てる様子」として使われることが多くなっていますが、これは誤りです。
[ト・タル][文][形動タリ]失望・落膽してどうすることもできないでいるさま。 また、意外なことに驚きあきれているさま。
「憮然」 には、「失望して、ぼんやりとする様子」 また 「意外なことに呆然とする様子」 という意味があります。 「憮然とした態度」 の人は、意外な出來事が起こり、あきれた態度を取っているという意味になります。
「憮然」の意味 「憮然」の読み方は「ぶぜん」と読み、失望したり呆れたりして、呆然とするさまを意味します。 使い方・例文 予想外の結果に憮然とする 「期待外れだったな」と憮然とした口調で言う 憮然として何もする気にならない 返す言葉もなく、憮然とした顔になる
憮然 (ぶぜん)の本來の意味. 失望したり落膽したりしてぼんやりするさま。. 意外なことに驚いて呆然とするさま。. 憮然 (ぶぜん)の正誤の判斷が難しい意味. 腹を立てているさま。. 不満なさま。. 不機嫌なさま。. ・ 誤りとされてきた の意味で5割以上の人
文化庁が実施した平成30年度の「國語に関する世論調査」によると、「憮然(ぶぜん)」の意味を本來の「失望してぼんやりとしている様子」ではなく、「腹を立てている様子」だと思っている人の割合が56.7%にも上ることが判明しました。
「憮然としてため息をつく」「憮然たる面持ちで成り行きを見る」 出典:デジタル大辭泉(小學館) デジタル大辭泉によると「憮然」の意味は「失望・落膽してどうすることもできないでいる
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上の人物の表情のうち, 「憮然とした表情」 はどちらだと思いますか?. ・・・. 正解は. ・・・. 左の表情でした!. 「憮然とした」の本來の正しい意味は 「失望してぼんやりしている様子」 です。. 右のような 「腹を立てている様子」 だと思って
本を読んでいると、意味を理解できているか自信が持てない単語が、時々ある。ほぼほぼ自信を持っていても、誤用していたら恥ずかしいしと、一応調べてみることもある。 ある日、本を読んでいたら『憮然』という単語があった。
次に「憮然」の語源を確認しておきましょう。 まず「憮」という字には、「がっかりする、いつくしむ」の意味があります。また、「然」は狀態を表す語を作るときに用いる字。「公然」「同然」などと言いますね。 この憮然の使用例は、古くは論語にも見られます。
最近「憮然とした」という表現において、誤用が目立つようになってきたと感じます。本來、驚き呆れた様、失望や落膽した様、と言った意味ですが、最近は「腹を立てている様」と言う意味で表現されていることが多いです。「憮然」はどちら